映画「マイライフ・アズ・ア・ドック」   [2000年08月14日(月)]

 「人工衛星で死んだライカ犬より僕はまだ幸せだ」 

 この有名なフレーズは以前からずっと気になっていた。映画『マイライフ・アズ・ア・ドック』での少年セリフ。

 「病気のお母さんや愛犬シッカンとの別れだってこう考えれば乗り越えられる・・・。−−−スウェーデンの小さな村を舞台に,少しずつ大人になってゆく少年イングマルの姿をユーモラスに綴った珠玉の思春期物語」

 どうです。もうこの解説だけで泣けますねぇ。アメリカ映画でもイギリス映画でもなく,スウェーデン映画。自然がいっぱい,その自然もアメリカの殺伐とした広野ではなく,木いっぱいの森林,気候も寒々として,しっとりかん,落ち着きがある(私はすかっらかん)。そんな世界でこのドラマ。悲しい内容だけど,それをユーモラスに描いているところがいい。いやなことが重なった少年は途中でしゃべるかわりにワンワンと吠え出す。ここが良かった。いろんな感情が混ざってもう吠えるしかなかった・・・・。

 いい映画だったと思い監督名のプロフィールをみたらなんとあの「ギルバート・グレイブ」の監督だった。普通は監督の名前で映画を見る場合が多いが,今回は好きな2つ映画の監督が一緒だった。その名は”ラッセ・ハルストレム"。これで,また好きな監督が増えた。大収穫!!

★★★★