映画「倦怠」(R-18)   [2000年11月05日(日)]

監督:セドリック・カーン

 なんせR−18だから,Hな作品であることは確かでしょう。原作はアルベルト・モラビア。はっはーなるほどと思う人もいるかもしれない,私は,読んだことないけど。三島由紀夫も興味あった人?確か?

映画化された主なモラヴィア原作作品

『ふたりの女』(ビットリオ・デ・シーカ監督/1960)
『軽蔑』(ジャン=リュック・ゴダール監督/1963)
『暗殺の森』(ベルナルド・ベルトルッチ監督/1970)

 『暗殺の森』は観た,『軽蔑』もたぶん。内容は覚えてない。

 さて,今回の「倦怠」は妻と別居中の哲学者があるきっかけで出会った少女にふりまわされ,錯乱状態となる話。綺麗に言うと−官能的な愛の日々を生き始める−ということになるらしいが,ちょっと違う。少女側から言えば,−会って,Hして,さいなら,また明日ねぇ−みたいな〜感じぃ。男はそうじゃなく,いろいろ詮索して,女はそれが煩わしい。結局,女にもうひとり恋人がいることが発覚して,これで一気に男は・・・・。男の気持ちはよく分かる。私にもその経験があるから(オイオイ誰が)。「倦怠」はフランス語で「L’ENNUI(アンニュイ)」このタイトルとイメージと内容は全然違う。その解説は専門家におまかせセット。それで,出来はどうかと言うと,まあHだからいいんじゃない。(また,それか!)評論家の意見よりも,今どきの娘の意見が聞きたい。一番的を射ているような気がするから。

追伸:
ルイ・マル監督「鬼火」をちょっと思い出した。

評価: ★★★☆